令和6年度 新川会長挨拶
平素より、豊田工業高等専門学校(豊田高専)の教育後援会の活動に対としてご理解とご支援を頂き、誠にありがとうございます。新一年生の保護者の皆様におかれましては、お子様のご入学を心からお喜び申し上げます。本会は、豊田高専の運営費交付金等で制度上支援出来ない学生の諸活動に対する助成、生活環境の設備充実等が支援の中心となります。皆様からのお預かりした貴重な会費は、本年度もこれからの活動のために支出させて頂きたく、先ずはお願い申し上げます。
豊田工業高等専門学校は昭和38年度に設立され、昨年、令和5年をもって創立60周年を迎えました。卒業生・修了生は令和4年度までで、卒業生9,506人、修了生709人を数えました。
また、令和3年輝志寮、令和4年(新)栄志寮、令和5年(新)友志寮、令和6年(新)明志寮と順調に建替えが進んでおります。豊田高専には8つの寮があり、全国高専の中でも有数の教育寮体制が整備されております。これは学生の皆様が遠方からでも、豊田高専で学びたいという支持を受けていることだと思います。
令和5年12月に60周年記念式典、記念講演会が実施されました。記念講演会では、ノーベル物理学賞を受賞された、名古屋大学未来材料・システム研究所 未来エレクトロニクス集積研究センター長・教授 天野 浩 博士による「新半導体が作る未来社会」の講演が行われ、そのお話の中で、以前豊田高専の教壇に立たれ、学生を直接指導して頂いていた事を聞き、貴重なご縁と天野博士からのご指導頂いた学生達の成長が楽しみになりました。
令和5年度も豊田高専の学生の活躍は素晴らしく、ロボコンAチーム全国大会出場、英語プレゼンテーションコンテスト・準優勝と特別賞、弓道部・全国大会男子団体優勝、G CON2023・最優秀賞の文部科学大臣賞と企業賞 等その他にも数多くの優秀な成績を収めております。
これは学生の皆様の努力による結果ではございますが、教育後援会の会員の皆様による学習面や環境面の支援、課外活動への助成、教育への助成等の多角的な支援によるものと考えております。
今後も教育後援会の活動で学生を支援していきたいと考えております。
会員の皆様方のご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。