令和4年度 加納会長挨拶
教育後援会会員の皆様には、 日頃より後援会活動に対しご理解とご支援をいただき誠にありがとうございます。また、新1年生の保護者の皆様におかれましては、お子様のご入学を心よりお祝い申し上げます。僭越ながら本年度の会長職を務めさせていただくことになりました加納と申します。高専教職員の皆様や後援会役員・会員の皆様からのご指導ご鞭撻をいただきながら精一杯職責を果たせるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。
教育後援会の主な活動としましては、学生の皆さんがより一層充実した高専生活を送れるように、教育活動及び課外活動への助成、また福利厚生や生活環境の設備充実等への支援となります。これらの活動は会員の皆様からお預かりした貴重な会費を使用して運営させていただいておりますので、無駄にすることなく有意義に活用させていただく所存です。ただ、ここ数年のコロナ禍の影響により、学生の皆さんの生活・ 活動が様変わりしております。ようやくコロナとの上手な付き合い方が進み始めてきておりますが、以前の状態に戻れるのか/戻らないのか、必要性も含めて見通しを立てにくい状況が続いております。よって本年も昨年同様、状況に応じた予算の組替えを前提としながら進めさせていただきたいと思っておりますので、会員の皆様には、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願い致します。
さて、ここ数年、世界中で発生する異常気象に対し環境技術への注目が高まってきています。 例えば、SDGs(持続可能な開発目標)、CN (カーボンニュートラル)、CE (サーキュラーエコノミー=循環型経済)等です。これらのキーワードは、我々が暮らす地球をより良い状態に維持するための取り組みです。まだDX(デジタルトランス フォーメーション)では、莫大な情報に対して正しく有意義な取扱いが求められます。これらは全ての分野に対して求めらる理念のようなものであり、且つ国境などありません。つまり、一人ひとりに求められる技術・視野が非常に多様化し、広くなってきていると言うことにつながります。これからの時代を、中心となって支えていく学生の皆さんには、非常に多くの期待に応えていく準備が必要となってきます。 是非、自らを枠にはめず、様々なことに興味を持って有意義な豊田高専での学生生活を作り上げていってください。
『私がやらなければ、 誰がやるの? 今やらないのなら、いつやるの? 今叫ばなきゃ。 あとではダメ。』
エマ・ワトソン (イギリスの女優、活動家)
最後になりますが、教育後援会の会合等につきましては今年も変わらずコロナ禍の状況を考慮しながらの判断とさせていただきますが、各種活動におきましては是非、可能な範囲で積極的なご参加をお願いすると共に、忌憚のないご意見をお聞かせいただきますようお願い致します。